台湾で栽培・収穫したバナナの味はいかに?|バナナ栽培報告11
台湾に来てバナナの苗を植えることから始まった台湾でバナナを栽培して収穫して自ら味わうことで完結するこのプロジェクトの最終章です。
とうとう台湾バナナを収穫して自ら味わう時が来ました。
バナナ栽培プロジェクトの詳細は下記にアップしておきますが、簡単にまとめると、台湾に来て数ヶ月しか経っていない時期(2013年5月)に、念願のバナナの栽培を始めました。(苗1本だけですが)
そして、思っていた以上にバナナの成長は早く、1年後には花を付けて結実し始め、その後約半年くらいで結実した青色で親指程度の大きさだったバナナは、15センチほどになり黄色っぽく変色してきたため、苗を植えて1年半後の先日、収穫に至りました。
今までの経緯とバナナ栽培の成長記録を以下に再度掲載しておきます。
バナナ栽培の報告1 2013年5月
バナナ栽培の報告2 2013年7月
バナナ栽培の報告3 2013年8月
バナナ栽培の報告4 2013年8月
バナナ栽培の報告5 2013年10月
バナナ栽培の報告6 2013年11月
バナナ栽培の報告7 2014年4月
バナナ栽培の報告8 2014年6月
バナナ栽培の報告9 2014年8月
バナナ栽培の報告10 2014年10月
収穫しようとしましたが、以外にもバナナの房は大きくしかもかなり重いため、別の方に手伝ってもらい収穫することにしました。
バナナの樹から大きなバナナの房を切り落とす作業の様子が以下の画像です。

上の方のバナナは黄色く変色し始めており、下の方のバナナはまだ緑色で熟していないのが分かります。


バナナ色に相応しい黄色の変色しているのがよく分かります。

一度結実したバナナの樹は二度と実を付けることはないため、収穫後はしたの画像のように切り倒します。

全てのバナナをよく観察してみると、熟れ過ぎて、皮が破れてしまっているものもあります。

そして、早速、収穫したバナナを一本味わってみることにしました。
意外にも、収穫したてのバナナの皮は薄くて、バナナの実もしっかり凝縮されています。

パクッと一口ほお張ってみると、口の中に台湾バナナの味と1年半の努力の味が混在していました。

1年半前にバナナの苗を植えてよかったなと思う瞬間でした。

台湾バナナの食感は、ねっとりと果実が凝縮している感じで、その味は、ほんのりと甘くかすかに酸味が混じって、その後にバナナ特有の風味が鼻から抜けていくようです。
私は、よく日本で食べていたフィリピン産のただ単純に甘いだけで、熟しすぎているのか果実がなんとなくスカスカしているバナナよりも、採りたててで果実がギュッと締まっていて甘さと酸味が同程度にある台湾バナナの方が好きです。
バナナの植栽から1年半を経過して、ようやく自分が理想としていたバナナを栽培して収穫までして、食べることができました。
最後にバナナを栽培していて気がついたことを、簡単に記しておきたいと思います。
・種がないから苗の調達が意外にも難しい。
・苗は花木屋さんに行けば数百元で販売されています。
・植栽の時期により成長が止まってしまうと枯れてしまうことも。
・一旦根付いたら水をしっかり与えれば勝手に成長する。
・バナナの樹によって子株でも結実しないものが多い。
・成長期には子株が何本もどんどん増殖する。
・花が咲いて結実してから収穫までの期間が意外にも長い。
・バナナの栽培は一旦結実したら後は収穫まで放置しておけばOK。
とうとう台湾バナナを収穫して自ら味わう時が来ました。
バナナ栽培プロジェクトの詳細は下記にアップしておきますが、簡単にまとめると、台湾に来て数ヶ月しか経っていない時期(2013年5月)に、念願のバナナの栽培を始めました。(苗1本だけですが)
そして、思っていた以上にバナナの成長は早く、1年後には花を付けて結実し始め、その後約半年くらいで結実した青色で親指程度の大きさだったバナナは、15センチほどになり黄色っぽく変色してきたため、苗を植えて1年半後の先日、収穫に至りました。
今までの経緯とバナナ栽培の成長記録を以下に再度掲載しておきます。
バナナ栽培の報告1 2013年5月
バナナ栽培の報告2 2013年7月
バナナ栽培の報告3 2013年8月
バナナ栽培の報告4 2013年8月
バナナ栽培の報告5 2013年10月
バナナ栽培の報告6 2013年11月
バナナ栽培の報告7 2014年4月
バナナ栽培の報告8 2014年6月
バナナ栽培の報告9 2014年8月
バナナ栽培の報告10 2014年10月
収穫しようとしましたが、以外にもバナナの房は大きくしかもかなり重いため、別の方に手伝ってもらい収穫することにしました。
バナナの樹から大きなバナナの房を切り落とす作業の様子が以下の画像です。

上の方のバナナは黄色く変色し始めており、下の方のバナナはまだ緑色で熟していないのが分かります。


バナナ色に相応しい黄色の変色しているのがよく分かります。

一度結実したバナナの樹は二度と実を付けることはないため、収穫後はしたの画像のように切り倒します。

全てのバナナをよく観察してみると、熟れ過ぎて、皮が破れてしまっているものもあります。

そして、早速、収穫したバナナを一本味わってみることにしました。
意外にも、収穫したてのバナナの皮は薄くて、バナナの実もしっかり凝縮されています。

パクッと一口ほお張ってみると、口の中に台湾バナナの味と1年半の努力の味が混在していました。

1年半前にバナナの苗を植えてよかったなと思う瞬間でした。

台湾バナナの食感は、ねっとりと果実が凝縮している感じで、その味は、ほんのりと甘くかすかに酸味が混じって、その後にバナナ特有の風味が鼻から抜けていくようです。
私は、よく日本で食べていたフィリピン産のただ単純に甘いだけで、熟しすぎているのか果実がなんとなくスカスカしているバナナよりも、採りたててで果実がギュッと締まっていて甘さと酸味が同程度にある台湾バナナの方が好きです。
バナナの植栽から1年半を経過して、ようやく自分が理想としていたバナナを栽培して収穫までして、食べることができました。
最後にバナナを栽培していて気がついたことを、簡単に記しておきたいと思います。
・種がないから苗の調達が意外にも難しい。
・苗は花木屋さんに行けば数百元で販売されています。
・植栽の時期により成長が止まってしまうと枯れてしまうことも。
・一旦根付いたら水をしっかり与えれば勝手に成長する。
・バナナの樹によって子株でも結実しないものが多い。
・成長期には子株が何本もどんどん増殖する。
・花が咲いて結実してから収穫までの期間が意外にも長い。
・バナナの栽培は一旦結実したら後は収穫まで放置しておけばOK。
スポンサーサイト
台湾で種からパパイヤ栽培プロジェクト(収穫編)|パパイヤ成長報告10
台湾に来た当初、南国フルーツを種からあるいは苗から栽培してみたいと思い立ち、始めたパパイヤ栽培の収穫編をご紹介します。
前回の報告が6月上旬でしたので、その時から5ヶ月くらい経過してしまいました。
前回までの成長記録を以下に挙げておきます。
パパイヤ栽培
パパイヤ成長報告1
パパイヤ成長報告2
パパイヤ成長報告3
パパイヤ成長報告4
パパイヤ成長報告5
パパイヤ成長報告6
パパイヤ成長報告7
パパイヤ成長報告8
パパイヤ成長報告9
前回は、パパイヤの樹の背丈が随分高くなったというところまで記録していました。
そして、その後、実際には1つだけ青い小さな果実が結実していました。
そして、久々にパパイヤを植えてある畑に行くと、なんと先日はまだ緑色だった果実がオレンジ色っぽく変色していました。

しかも、変色した果実のみの外側は、少し萎びかかっているようにも見え、収穫するタイミングが少し遅かったようです。
それでも、台湾に来て種から蒔いて苗を育てて、成木にまでして、ついに結実した果実の収穫をしました。

右側のペットボトルは20センチほどですので15センチもない程度の大きさで、小さな果実です。
収穫した果実は、早速冷蔵庫に保管して保存しておいたのですが、翌日冷蔵庫の中を確認してみると私の収穫したパパイヤが見当たりません。
誰かに食べられてしまったのかなと思っていたら、残飯置き場の横に置かれていました。(笑)
折角、種から育ててようやく収穫したパパイヤですから、是非食していたいと思いました。
虫に刺されたような痕をなどを取り除いて、果実を半分に切ってみました。

果実の内側を見てみると、丁度程よく熟しているように見えますので、種を取り除いて早速食べてみることにしました。


まだ、冷蔵庫から出したばかりだったので、果実が冷えていて丁度良い食べ頃の熟し具合です。
そして、自分で種から育てて収穫したパパイヤの味は、いかに?
ほんのり甘く、パパイヤ独特の風味もあり、口の中でくずれるようにとろけていくような食感です。
自分で育てた果物を食べる時は、何とも言えない・・・娘を外に出すような気持ちで味わうことができました。(娘はいませんが)
そして、今回収穫したパパイヤの果実の上の方を見てみると、以下のように別の果実がまた育っていました。

こちらも、このパパイヤの樹木の背丈が低いためなのか、果実の大きさもやや小さめです。
こちらのパパイヤの実も何ヵ月後には収穫できることでしょう。
前回の報告が6月上旬でしたので、その時から5ヶ月くらい経過してしまいました。
前回までの成長記録を以下に挙げておきます。
パパイヤ栽培
パパイヤ成長報告1
パパイヤ成長報告2
パパイヤ成長報告3
パパイヤ成長報告4
パパイヤ成長報告5
パパイヤ成長報告6
パパイヤ成長報告7
パパイヤ成長報告8
パパイヤ成長報告9
前回は、パパイヤの樹の背丈が随分高くなったというところまで記録していました。
そして、その後、実際には1つだけ青い小さな果実が結実していました。
そして、久々にパパイヤを植えてある畑に行くと、なんと先日はまだ緑色だった果実がオレンジ色っぽく変色していました。

しかも、変色した果実のみの外側は、少し萎びかかっているようにも見え、収穫するタイミングが少し遅かったようです。
それでも、台湾に来て種から蒔いて苗を育てて、成木にまでして、ついに結実した果実の収穫をしました。

右側のペットボトルは20センチほどですので15センチもない程度の大きさで、小さな果実です。
収穫した果実は、早速冷蔵庫に保管して保存しておいたのですが、翌日冷蔵庫の中を確認してみると私の収穫したパパイヤが見当たりません。
誰かに食べられてしまったのかなと思っていたら、残飯置き場の横に置かれていました。(笑)
折角、種から育ててようやく収穫したパパイヤですから、是非食していたいと思いました。
虫に刺されたような痕をなどを取り除いて、果実を半分に切ってみました。

果実の内側を見てみると、丁度程よく熟しているように見えますので、種を取り除いて早速食べてみることにしました。


まだ、冷蔵庫から出したばかりだったので、果実が冷えていて丁度良い食べ頃の熟し具合です。
そして、自分で種から育てて収穫したパパイヤの味は、いかに?
ほんのり甘く、パパイヤ独特の風味もあり、口の中でくずれるようにとろけていくような食感です。
自分で育てた果物を食べる時は、何とも言えない・・・娘を外に出すような気持ちで味わうことができました。(娘はいませんが)
そして、今回収穫したパパイヤの果実の上の方を見てみると、以下のように別の果実がまた育っていました。

こちらも、このパパイヤの樹木の背丈が低いためなのか、果実の大きさもやや小さめです。
こちらのパパイヤの実も何ヵ月後には収穫できることでしょう。
台湾で漢方薬・決明子で便秘と目の症状への効果を検証
台湾で初めて漢方薬が効能を知り、決明子という漢方薬でよく使われている植物の種子を見つけたのでご紹介します。
台湾に来て中医の存在を知り、中医クリニックで診断してもらうたびに、処方箋を確認しているのですが、その中には決明子という聞きなれた言葉をよく見かけます。
決明子といっても男性4人組の音楽グループのケツメイシの方ではなく、漢方薬でよく使われている方の決明子です。
決明子とはどんなものか?とい疑問に思う方のために、ネット上から拝借した基本情報を下記に載せておきます。
高山茶や紅茶の卸売りスーパーで、たまたま決明子を見つけたので、購入して自分で飲んでみて、その効能を検証してみることにしました。
今回購入した1パック550グラムの決明子は以下のようなもので、台湾では漢方薬として利用されていますが、お茶のような飲み方もされるよなので誰でもいつでも購入できる商品のようです。

私が今回購入したものは、台湾製造と記載されていましたが原産国との記載はなかったので、台湾原産かどうかは不明です。
ちなみに、お隣の棚にもう一種類の決明子の商品が置かれていたのですが、それは原産国がインドとなっていました。
お値段は、1パック(550g)78元でしたので、それほど価格は高くはないですね。
包装パックから出してみて、よく観察してみたところ、何かの分のようにも見えますし、細かいチョコレートチップのようにも見えます。

そして、鼻を近づけてみると焙煎加工されているようで、ほんのりとコーヒーのような香りがします。
包装パックの説明書きをよく見てみると、飲み方まで丁寧に記載されていました。
それでは、決明子の飲み物としての立て方を説明します。
1.ティースプーン1さじ分を
2.100度の300mlの熱湯に入れ
3.6分間待ちます
4.決明子をフィルターで取り出し
5.砂糖を入れても熱いまま飲んでも冷やして飲んでもOK
上記のように、紅茶と同じような形で気軽に飲めるものらしいです。
そして、説明書き通りにお湯を入れて6分間ほど待つと、以下のように紅茶のような(少し見にくい)色が出てきました。

一口飲んでみた感想は、以下の通りです。
1.苦味はほとんどないですがごくごくわずかだけ苦味もあります
2.酸味がほんの少しだけあります
3.焙煎されている香りがします(コーヒーほど強くなく紅茶よりも強い)
敢えて、決明子の味を例えるならば、3回くらいフィルターに掛けたコーヒーを紅茶で割ったような味でした。
これは、更に分かり難い表現!(笑)ですので、一言で言い表すと麦茶のような味ですが、気になる方は、日本でも決明子は販売されているようですので、買って試してみてください。
効能として、便秘解消、目の症状を和らげる、血圧低下の効果が望めるそうです。
一方で、低血圧の方や下痢気味の方は控えた方がよいようです。
現在、便秘ではないのですが胃腸内を洗い流して整える効果もありそうです。
また、現在は高血圧かどうか分からないですが、以前会社勤めをしていた時には高血圧の傾向があったため、血圧の安定的な調整と、視力の疲れを取ることができれば、効果があったと判断できるでしょう。
私は、折角だから1週間くらい継続して飲んでみて、決明子の薬効効果を検証してみることにします。
その後、何か効果があれば、またこのブログでご紹介します。
台湾に来て中医の存在を知り、中医クリニックで診断してもらうたびに、処方箋を確認しているのですが、その中には決明子という聞きなれた言葉をよく見かけます。
決明子といっても男性4人組の音楽グループのケツメイシの方ではなく、漢方薬でよく使われている方の決明子です。
決明子とはどんなものか?とい疑問に思う方のために、ネット上から拝借した基本情報を下記に載せておきます。
起源 マメ科のエビスグサCassia obtusifoliaL.またはコエビスグサCoraL.の種子。
市販の「ハブ茶」は両者をさします。
産地 エビスグサはアメリカ原産で広く熱帯アジアに伝わっています。
コエビスグサは熱帯アジア原産。
東南アジア (インド、タイ、ラオス、ベトナム) 、中国、韓国、日本。
成分 アントラキノン類、ナフタリン誘導体、アントラン誘導体を含む。
薬理作用 血圧低下、胃液分泌抑制、抗菌 (黄色ブドウ球菌) 作用。
応用 緩下、整腸、利尿薬として、充実した体質の人の便通を整え、血圧を下げるのに応用される。
民間的に「ハブ茶」と称し、お茶がわりに常用されたりします。
中国では緑内障、とり目、そこひ、目赤腫痛などにも応用されます。
用法・用量 散剤、丸剤、煎剤。
1日3~7.5グラム。
高山茶や紅茶の卸売りスーパーで、たまたま決明子を見つけたので、購入して自分で飲んでみて、その効能を検証してみることにしました。
今回購入した1パック550グラムの決明子は以下のようなもので、台湾では漢方薬として利用されていますが、お茶のような飲み方もされるよなので誰でもいつでも購入できる商品のようです。

私が今回購入したものは、台湾製造と記載されていましたが原産国との記載はなかったので、台湾原産かどうかは不明です。
ちなみに、お隣の棚にもう一種類の決明子の商品が置かれていたのですが、それは原産国がインドとなっていました。
お値段は、1パック(550g)78元でしたので、それほど価格は高くはないですね。
包装パックから出してみて、よく観察してみたところ、何かの分のようにも見えますし、細かいチョコレートチップのようにも見えます。

そして、鼻を近づけてみると焙煎加工されているようで、ほんのりとコーヒーのような香りがします。
包装パックの説明書きをよく見てみると、飲み方まで丁寧に記載されていました。
それでは、決明子の飲み物としての立て方を説明します。
1.ティースプーン1さじ分を
2.100度の300mlの熱湯に入れ
3.6分間待ちます
4.決明子をフィルターで取り出し
5.砂糖を入れても熱いまま飲んでも冷やして飲んでもOK
上記のように、紅茶と同じような形で気軽に飲めるものらしいです。
そして、説明書き通りにお湯を入れて6分間ほど待つと、以下のように紅茶のような(少し見にくい)色が出てきました。

一口飲んでみた感想は、以下の通りです。
1.苦味はほとんどないですがごくごくわずかだけ苦味もあります
2.酸味がほんの少しだけあります
3.焙煎されている香りがします(コーヒーほど強くなく紅茶よりも強い)
敢えて、決明子の味を例えるならば、3回くらいフィルターに掛けたコーヒーを紅茶で割ったような味でした。
これは、更に分かり難い表現!(笑)ですので、一言で言い表すと麦茶のような味ですが、気になる方は、日本でも決明子は販売されているようですので、買って試してみてください。
効能として、便秘解消、目の症状を和らげる、血圧低下の効果が望めるそうです。
一方で、低血圧の方や下痢気味の方は控えた方がよいようです。
現在、便秘ではないのですが胃腸内を洗い流して整える効果もありそうです。
また、現在は高血圧かどうか分からないですが、以前会社勤めをしていた時には高血圧の傾向があったため、血圧の安定的な調整と、視力の疲れを取ることができれば、効果があったと判断できるでしょう。
私は、折角だから1週間くらい継続して飲んでみて、決明子の薬効効果を検証してみることにします。
その後、何か効果があれば、またこのブログでご紹介します。