台湾で生活するための1ヶ月の食費(家族4人)はいくらか?(購読者企画11)
台湾で生活する場合の1ヶ月の食費はいくらくらい必要か、について私見を含めてご紹介します。
先日、購読者の方から以下のようなご意見とご質問を頂きました。
4人家族で1ヶ月の食費はいくらくらいになるか?
大人2人と子供2人(食べ盛りでない子供)の4人とした場合は、大人3人分くらいと仮定しましょう。
そうすると、1ヶ月の食費が60,000円とすると、1日の食費は2,000円となります。
そうすると、一人一食あたりの食費は222円です。
私の感覚では、この場合の食費は随分安く感じます。
おそらく、この場合の食費は昼食を除いた朝食と夕食を主体にした食費であろうと思います。
その場合は、1ヶ月では60食分と仮定して、一人一食あたりの食費は333円弱となります。
それでは、台湾の場合を考えて見ます。
台湾の家族は、夫婦共働きの家庭が多いため、家庭で毎日夕食を用意することはあまり多くはないと思います。
ましてや、共働き家庭の忙しい朝に朝食を用意することも皆無でしょう。
そのため、台湾では朝食専門のファストフード店を街のあちこちで見かけられ、そのようなお店が非常に多いです。
台湾の核家族では、多くの家庭でこのような状況だと思います。
台湾の田舎の方で、親子3代の大家族世帯では夕食で外食がメインになることは少ないかもしれませんが、多くの台湾人家庭では朝食だけではなく夕食も外食で済ませてしまうことが多いです。
このような理由で、外食をベースに台湾での1ヶ月の食費を考えて見ます。
我が家では、朝食はパンが主体となっています。
台湾ではパン屋さんも多くあり、パンの価格も日本と比べたら安いと思います。
私がよく使っているパン屋さんでは、パン1個あたりの価格は20元から30元くらいですので、1個当たりのパンの価格を25元としましょう。
そうすると、パン1個当たり90円くらいになります。
家族大人3人分として考えると1ヶ月あたりの家族のパン代は、8,100円(90円×3人分×30日)になります。
これに、フルーツや飲み物が加わりますが、台湾では豆乳を飲むことが多いのですが、朝用の飲み物の豆乳は1ヶ月でも2,000円くらいでしょう。
フルーツの価格は、台湾に来た当初は安く感じましたが、最近は現地価格の金銭感覚に馴染んできたためか、少し高く感じます。
台湾の果物を1ヶ月当たりどれくらい、いくらくらい食べているのか、全く見当が付きませんが、大雑把に10,000円くらいとしましょう。
それでは、夕食について考えて見ましょう。
こちらも、外食の場合で1ヶ月にいくら掛かるか試算してみます。
台中では、安い弁当屋さんでは1個50元の弁当が販売されています。
この弁当を1ヶ月食べ続けることはないでしょうが、もし、この弁当を毎日食べ続けたとしたら、1ヶ月の夕食代はいくらになるか計算してみましょう。
15,750円(50元×3.5円/元×3人分×30日)になります。
上記の金額をまとめてみましょう。
朝食代 8,100円
飲み物代 2,000円
果物代 10,000円
夕食代 15750円
合計 35,850円
台湾で生活する場合の家族4人の1ヶ月の食費(外食中心)は安く見積もったケースでは36,000円程度になりそうです。
我が家の家族4人で外食をした場合、ローカルの比較的安い食堂で夕食をとった時は、お腹一杯になるくらい食事をして、大体いつも300元程度です。
台湾で毎日上記のような外食をした場合は、夕食代が上記の2倍になるため、1ヶ月あたりの食費は51,600円になります。
台湾は外食文化が発達した国ですので、海外移住やロングステイをする場合は、住居近くで安くておいしいローカル食堂のバリエーションを増やせば、毎日同じものを食べなくてもよいですし食費も抑えられますが、体重は抑えられず増えるばかりです。(笑)
最後に、台湾の食品スーパーで食材を調達しようとすると、日本とそれほど変わらないという印象を強く受けます。
食材調達(肉、魚、野菜など)はローカルな昔ながらの市場で購入すれば、随分食費も抑えられますが、毎日家庭で料理をする台湾人はあまり多くないため、日本のように毎日家庭で自炊する場合は食費が外食よりも安くなるのか高くなるのか、見当が付きません。
先日、購読者の方から以下のようなご意見とご質問を頂きました。
日本と台湾の家族4人の食費って、どれくらい違うのでしょうか?
我が家は4人家族で、6万円くらい使っています。
台湾だと、6000元くらいかな?
台湾の外食生活は羨ましい限りです。
4人家族で1ヶ月の食費はいくらくらいになるか?
大人2人と子供2人(食べ盛りでない子供)の4人とした場合は、大人3人分くらいと仮定しましょう。
そうすると、1ヶ月の食費が60,000円とすると、1日の食費は2,000円となります。
そうすると、一人一食あたりの食費は222円です。
私の感覚では、この場合の食費は随分安く感じます。
おそらく、この場合の食費は昼食を除いた朝食と夕食を主体にした食費であろうと思います。
その場合は、1ヶ月では60食分と仮定して、一人一食あたりの食費は333円弱となります。
それでは、台湾の場合を考えて見ます。
台湾の家族は、夫婦共働きの家庭が多いため、家庭で毎日夕食を用意することはあまり多くはないと思います。
ましてや、共働き家庭の忙しい朝に朝食を用意することも皆無でしょう。
そのため、台湾では朝食専門のファストフード店を街のあちこちで見かけられ、そのようなお店が非常に多いです。
台湾の核家族では、多くの家庭でこのような状況だと思います。
台湾の田舎の方で、親子3代の大家族世帯では夕食で外食がメインになることは少ないかもしれませんが、多くの台湾人家庭では朝食だけではなく夕食も外食で済ませてしまうことが多いです。
このような理由で、外食をベースに台湾での1ヶ月の食費を考えて見ます。
我が家では、朝食はパンが主体となっています。
台湾ではパン屋さんも多くあり、パンの価格も日本と比べたら安いと思います。
私がよく使っているパン屋さんでは、パン1個あたりの価格は20元から30元くらいですので、1個当たりのパンの価格を25元としましょう。
そうすると、パン1個当たり90円くらいになります。
家族大人3人分として考えると1ヶ月あたりの家族のパン代は、8,100円(90円×3人分×30日)になります。
これに、フルーツや飲み物が加わりますが、台湾では豆乳を飲むことが多いのですが、朝用の飲み物の豆乳は1ヶ月でも2,000円くらいでしょう。
フルーツの価格は、台湾に来た当初は安く感じましたが、最近は現地価格の金銭感覚に馴染んできたためか、少し高く感じます。
台湾の果物を1ヶ月当たりどれくらい、いくらくらい食べているのか、全く見当が付きませんが、大雑把に10,000円くらいとしましょう。
それでは、夕食について考えて見ましょう。
こちらも、外食の場合で1ヶ月にいくら掛かるか試算してみます。
台中では、安い弁当屋さんでは1個50元の弁当が販売されています。
この弁当を1ヶ月食べ続けることはないでしょうが、もし、この弁当を毎日食べ続けたとしたら、1ヶ月の夕食代はいくらになるか計算してみましょう。
15,750円(50元×3.5円/元×3人分×30日)になります。
上記の金額をまとめてみましょう。
朝食代 8,100円
飲み物代 2,000円
果物代 10,000円
夕食代 15750円
合計 35,850円
台湾で生活する場合の家族4人の1ヶ月の食費(外食中心)は安く見積もったケースでは36,000円程度になりそうです。
我が家の家族4人で外食をした場合、ローカルの比較的安い食堂で夕食をとった時は、お腹一杯になるくらい食事をして、大体いつも300元程度です。
台湾で毎日上記のような外食をした場合は、夕食代が上記の2倍になるため、1ヶ月あたりの食費は51,600円になります。
台湾は外食文化が発達した国ですので、海外移住やロングステイをする場合は、住居近くで安くておいしいローカル食堂のバリエーションを増やせば、毎日同じものを食べなくてもよいですし食費も抑えられますが、体重は抑えられず増えるばかりです。(笑)
最後に、台湾の食品スーパーで食材を調達しようとすると、日本とそれほど変わらないという印象を強く受けます。
食材調達(肉、魚、野菜など)はローカルな昔ながらの市場で購入すれば、随分食費も抑えられますが、毎日家庭で料理をする台湾人はあまり多くないため、日本のように毎日家庭で自炊する場合は食費が外食よりも安くなるのか高くなるのか、見当が付きません。
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台湾のマヨネーズ、味噌汁、緑茶から分かる台湾食文化の不思議(購読者企画10)
台湾の味覚に関するの台湾食文化の紹介です。
先日、当ブログの購読者の方から以下のようなご意見を頂きました。
日本にいる方で台湾のマヨネーズを味わったことがある方はあまりいないと思います。
台湾に来たことがある方で台湾のマヨネーズを味わったことがある方しか分からないかもしれません。
台湾のマヨネーズは甘いです!
もう少し味覚の表現を変えると、台湾のマヨネーズは限りなく酢の味を薄くして、限りなくまろやかな味にした感じです。
日本人が台湾のマヨネーズを初めて食べた感想を一言で言うと、パンチがなくラードのような味覚です。
そのため、台湾在住の日本人でこの台湾のマヨネーズになれない人は、日本食材店で日本から輸入した値段の高いマヨネーズを購入することになります。
あるいは、台湾のマヨネーズに酢と塩を少し加えて日本のマヨネーズの味に近づける加工をすることになります。
そのほかにも、台湾の味噌汁も台湾のほとんどの和食レストランで提供されている味噌汁は独特な味覚です。
一言で言うと、甘い味噌汁です。
実際には台湾の味噌汁が甘いのではなく味噌が甘いのかもしれません。
今まで台湾で飲んだ味噌汁で赤味噌を使った赤だし味噌汁を飲んだことがありません。
そのため、どうしても日本の味噌汁を飲みたくなった場合は、こっそり日本から持ってきた即席味噌汁を作ることになります。
また、台湾食文化の味覚で最も違和感を感じるのが、緑茶です。
台湾のコンビニで販売されているボトル入りの緑茶は2種類に分かれます。
1つは日本でも販売されているおーいお茶のような日本人には一般的な緑茶です。
そして、もう1つは台湾独特の緑茶で、お砂糖がたくさん入った甘い緑茶です。
この甘い緑茶の販売比率が高いのが台湾のお茶文化の特徴です。
そして、緑茶どころかウーロン茶にもお砂糖が入って甘くしてあります。
台湾では冷たいお茶は多くの場合、甘いのが台湾冷茶文化の特徴です。
もちろん、急須で入れる熱いお茶にはお砂糖は入れません。
台湾のマヨネーズ、台湾の味噌と味噌汁、台湾の緑茶やウーロン茶、これらすべてに共通することは、「甘い」です。
日本人の味覚とは正反対の台湾の食文化の違いであり台湾食文化の味覚についての特徴です。
ぜひ台湾にお越しの日本人の方は、台湾のマヨネーズを初めとした、味噌や冷茶の台湾食文化の特徴をご堪能ください。
先日、当ブログの購読者の方から以下のようなご意見を頂きました。
台湾のマヨネーズの不思議
と台湾人の甘党
台湾のマヨネーズで、どうしこんなに甘いのか、と台湾人に聞いた事がある。
これが普通だと、質問が質問にならなかった。
次に日本のマヨネーズは酸っぱくて、美味しいと言うと、酸っぱいと、腐っている
と思われるので、甘い方が良いとの回答だった。
うーーんと、何も言えず。当時は恋人だった方に何も言えず。
確かに台湾の方は甘党だと思います。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。
日本にいる方で台湾のマヨネーズを味わったことがある方はあまりいないと思います。
台湾に来たことがある方で台湾のマヨネーズを味わったことがある方しか分からないかもしれません。
台湾のマヨネーズは甘いです!
もう少し味覚の表現を変えると、台湾のマヨネーズは限りなく酢の味を薄くして、限りなくまろやかな味にした感じです。
日本人が台湾のマヨネーズを初めて食べた感想を一言で言うと、パンチがなくラードのような味覚です。
そのため、台湾在住の日本人でこの台湾のマヨネーズになれない人は、日本食材店で日本から輸入した値段の高いマヨネーズを購入することになります。
あるいは、台湾のマヨネーズに酢と塩を少し加えて日本のマヨネーズの味に近づける加工をすることになります。
そのほかにも、台湾の味噌汁も台湾のほとんどの和食レストランで提供されている味噌汁は独特な味覚です。
一言で言うと、甘い味噌汁です。
実際には台湾の味噌汁が甘いのではなく味噌が甘いのかもしれません。
今まで台湾で飲んだ味噌汁で赤味噌を使った赤だし味噌汁を飲んだことがありません。
そのため、どうしても日本の味噌汁を飲みたくなった場合は、こっそり日本から持ってきた即席味噌汁を作ることになります。
また、台湾食文化の味覚で最も違和感を感じるのが、緑茶です。
台湾のコンビニで販売されているボトル入りの緑茶は2種類に分かれます。
1つは日本でも販売されているおーいお茶のような日本人には一般的な緑茶です。
そして、もう1つは台湾独特の緑茶で、お砂糖がたくさん入った甘い緑茶です。
この甘い緑茶の販売比率が高いのが台湾のお茶文化の特徴です。
そして、緑茶どころかウーロン茶にもお砂糖が入って甘くしてあります。
台湾では冷たいお茶は多くの場合、甘いのが台湾冷茶文化の特徴です。
もちろん、急須で入れる熱いお茶にはお砂糖は入れません。
台湾のマヨネーズ、台湾の味噌と味噌汁、台湾の緑茶やウーロン茶、これらすべてに共通することは、「甘い」です。
日本人の味覚とは正反対の台湾の食文化の違いであり台湾食文化の味覚についての特徴です。
ぜひ台湾にお越しの日本人の方は、台湾のマヨネーズを初めとした、味噌や冷茶の台湾食文化の特徴をご堪能ください。
台湾-日本便で最も安い航空便を調べてみた結果(購読者企画9)
台湾-日本便で最も格安な航空便を調べてみました。
実は、購読者様から以下のようなお質問を頂いていました。
日本-台湾便の航空券は、確かに韓国や香港と比べると少し高めですね。
実は、最近、自分も安い航空券がないか、格安の渡航方法はないかいろいろ調べている所でした。
最初、JALなどの既存航空会社も調べてみましたが、航空業界にコネでもない限り、一般人がそのような航空会社のチケットを安く購入しようとしても、最安値でも4万円から5万円くらいは掛かってしまうようです。
やはり、最もお値打ちな航空便はLCCに絞られるだろうと思い、LCCを全て調べてみました。
台北(桃園)-東京(成田)間を結んでいるLCC航空便
バニラエア 往復24,000円くらい
スクート 往復22,000円くらい
台北(桃園)-大阪(関空)間を結んでいるLCC航空便
ピーチ 往復21,000円くらい
ジェットスター 往復20,000円くらい
台湾(高雄)-大阪(関空)間を結んでいるLCC航空便
ピーチ 往復21,500円くらい
上記料金は航空料金と諸税を含めた総額料金ですが、タイミングによって料金は変動すると思います。
現時点で予約ができる最安値(20㎏受託手荷物込み、機内食なし)を検索してみました。
出発時間を考慮しないで、航空料金だけを主眼に置いてサーチした結果、どのLCCも往復20,000円前後が最安値のようです。
これらは、ピンポイントでの出発便と帰国便での最安値のため、実際にはもう少し高くなる可能性もあるかと思います。
そして、1つ不思議なことに気が付きました。
それは、日本発便の往復チケット(日本発→台北→日本着)と台湾発便の往復チケット(台北発→日本→台北着)を単純比較すると、ほとんどの場合は日本発便の往復チケットの方が航空料金は安くなります。
全く同じ日の全く同じ便を比較しても、日本円での発券の方が安くなるということが分かりました。
実は、購読者様から以下のようなお質問を頂いていました。
一つ質問ですが、台湾ー日本のチケットは台湾ー韓国、台湾ー香港に比べて、
価格が高いように思います。
最も安いのがピーチの台北⇔沖縄片道5000日本円くらいでした。税込で13000円
くらいです。出来れば、エバーか復興か中華か華信で東京か大阪と思いましたが、
高雄ー東京でエバーの45日前購入でも13800NTくらいでした。
いいぞ 様は何か安い航空券をご存知でしょうか?
やはりピーチが一番安いでしょうかね?
日本-台湾便の航空券は、確かに韓国や香港と比べると少し高めですね。
実は、最近、自分も安い航空券がないか、格安の渡航方法はないかいろいろ調べている所でした。
最初、JALなどの既存航空会社も調べてみましたが、航空業界にコネでもない限り、一般人がそのような航空会社のチケットを安く購入しようとしても、最安値でも4万円から5万円くらいは掛かってしまうようです。
やはり、最もお値打ちな航空便はLCCに絞られるだろうと思い、LCCを全て調べてみました。
台北(桃園)-東京(成田)間を結んでいるLCC航空便
バニラエア 往復24,000円くらい
スクート 往復22,000円くらい
台北(桃園)-大阪(関空)間を結んでいるLCC航空便
ピーチ 往復21,000円くらい
ジェットスター 往復20,000円くらい
台湾(高雄)-大阪(関空)間を結んでいるLCC航空便
ピーチ 往復21,500円くらい
上記料金は航空料金と諸税を含めた総額料金ですが、タイミングによって料金は変動すると思います。
現時点で予約ができる最安値(20㎏受託手荷物込み、機内食なし)を検索してみました。
出発時間を考慮しないで、航空料金だけを主眼に置いてサーチした結果、どのLCCも往復20,000円前後が最安値のようです。
これらは、ピンポイントでの出発便と帰国便での最安値のため、実際にはもう少し高くなる可能性もあるかと思います。
そして、1つ不思議なことに気が付きました。
それは、日本発便の往復チケット(日本発→台北→日本着)と台湾発便の往復チケット(台北発→日本→台北着)を単純比較すると、ほとんどの場合は日本発便の往復チケットの方が航空料金は安くなります。
全く同じ日の全く同じ便を比較しても、日本円での発券の方が安くなるということが分かりました。