お持ち帰り文化|レストランで飲食後の台湾の慣習

レストランなどで飲食をした後にたくさん料理を食べ残してしまうことがよくあります。

このような時には、台湾では必ずビニール袋などを使って持ち帰ります。

最近は、忘年会シーズン真っ盛りのため、宴会での食べ残ってしまった料理を毎週持ち帰る家庭も多いと思います。



日本には、ほんの一部の地方で宴会の残り料理を持ち帰ることはあるにはあることでしょう。

台湾では、多めに残ってしまった料理は無理に食べきることもなく、持ち帰るのです。

なぜ、台湾ではこのように宴会料理を持ち帰るのでしょうか?

私の勝手な想像ですが、台湾は外食文化が非常に発達した社会です。

そのため、そもそもお弁当だけではなく手軽に食べられる料理の場合は、多くの場合持ち帰るか店内で食するかを店員に聞かれます。

そもそも、それくらい料理を持ち帰る土壌があるため、レストランで食べ切れなかった場合は、気軽に店員に声を掛けて持ち帰ることができます。

それでは宴会などで多くの方が参加する場合は、誰が持ち帰るのでしょうか?

これはよく分からないですが、家族が多い人などが周りからせかされて持ち帰り袋を渡されたりしますが、多くの場合は中年の女性が持ち帰ることが多いように感じます。



個人的には、このような食べ残し料理の持ち帰り文化は、非常に合理的で良い慣習だと思います。

食べ残された料理は、持ち帰らなければ、その後100%、残飯になり廃棄されることでしょう。

まだ食べられる料理を捨ててしまうことほど、勿体ないことはないでしょう。

以前、アメリカの田舎に住んでいた時にも、お持ち帰り文化はありました。

私が利用していたのは中華レストランとかピザなどのイタリアンレストランでしたが、食べ切れなかったものは袋や小箱に入れなおしてもらって持ち帰って、翌日食べていました。



日本でも一部の地方にはそのような慣習があるのは知っていますが、どこのレストランでも持ち帰ることができるようになればいいですね。

そもそも、日本では食べ残ってしまったものをなぜ持ち帰らないのか、台湾に来て始めて思い知らされました。

食べ残したものを持ち帰ってはいけない理由はないと思いますので、料理を提供する側の問題ではなく持ち帰る側の問題でしょう。

やはり、日本では食べ残し料理を持ち帰るのは少し後ろめたく、恥ずかしい思いがあるから、そのような慣習が根付かないのでしょうね。
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台湾のお風呂事情とシャワー文化

台湾のお風呂事情についてのレポートをします。

台湾では、湯船に浸かるよりもシャワーで簡単に済ます方の方が多いです。

私の知る限り、多くの日本人の方は、湯船に浸かって一日の疲れを取りリラックスするのが一般的だと思います。



台湾でも湯船に浸かれるようなバスタブがある家は多くありますが、日本のようにどこの家にでもバスタブがあるというわけではないようです。

バスタブの大きさは、日本のバスタブよりも台湾のバスタブの方が少し大きめのように感じます。

日本で生活していた時には、一日の終わりは湯船に使って汗をかくことで、その日の疲れをはき出して、心の疲れも癒すことができたように思います。

台湾に来て以来、自宅にバスタブはあるものの、自宅でゆっくりと湯船に浸かることはほとんどなくなりました。



中国大陸では、1日一回シャワーを浴びることすらないと聞いたことがあります。

つまり、1週間に数回しか体を洗う習慣がないため、体臭がすることもしばしばあるそうです。

台湾では、ほとんどの方が毎日シャワーをするため、そのようなことはないですが、お年寄りなどは毎日髪の毛を洗う習慣はない方もいるようです。

特に、夏場の暑い時期は、台湾では汗をたくさんかきますので、1日に2回以上シャワーを浴びることもあります。

一方、冬場の寒い時期に湯船に浸かるかというと、そういうわけではないようですので、お風呂vsシャワー文化の違いだと思っています。



台湾では、お風呂よりもシャワーで済ますことの方が主流です。

そのため、我が家の子どもたちは、バスタブのお風呂に入る機会はひと月に数回程度です。

普段は、食事をした後、シャワーを浴びさせているのですが、面倒くさいようで中々シャワーを浴びに行きません。

ところが、偶に湯船に浸かることになると一目散に着替えを持ってアフロ場に向かい、入浴中ははしゃいで、いつまででもお風呂で遊んでいます。

こんなところにも、日本で育った子供と台湾で育った子供の違いがあるのだなと実感します。

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日本の小学校にはない台湾の小学校(國小)の5つの特徴

台湾の小学校の5つの特徴をご紹介します。

台湾の小学校は、日本と同様に公立小学校と私立小学校があります。

公立小学校は、國民小学校と呼称され、略して「國小」と言っています。

国民小学校は、日本と同様に学区ごとに市内の各地域に点在しているが、日本よりも小学校の数は非常に多く、車で数分以内の場所に、何校もあります。



それでは、日本の小学校と台湾の小学校を比較して、台湾の小学校に.特徴的な点を挙げてみます。

1.プールがない
2.運動場のグラウンドは土ではない
3.警備員が門に常駐している
4.放課後のグラウンドは誰でも利用可能
5.親が送り迎えをする





1.プールがない

台湾の小学校にはプールがありません。

そのため当然ですが、水泳の指導もありません。

日本では夏になると、必ず体育の時間は水泳の練習をしますが、台湾では学校で水泳を練習することはありません。

そのため、台湾人の方は泳ぐことができない人が多いです。


2.運動場のグラウンドは土ではない

台湾の小学校のグラウンドはゴムのような素材のオールウェザートラック仕様となっています。

全ての小学校がそのような仕様になっているかどうかは未確認ですが、自分が台湾に来てから見た小学校の運動場はすべてオールウェザートラックが完備していました。

台湾の気候は、日本とは異なり、雨が降ることが多い季節がありますので、グラウンドが土ではないのかなと思います。

ゴム素材のオールウェザーグラウンドであれば、雨が降った直後でも運動場を利用することができます。
(実際には、降雨時でも使用できるようですが、さすがに雨の中運動することはないでしょう。)

日本の小学校でよく見る土や砂の運動場が懐かしく感じます。


3.警備員が門に常駐している

台湾の小学校では、校門で警備員が常駐しています。

校門横には、警備員室が設置されていて、怪しい人が構内に入ってこないように目を光らせています。

実際には、毎日顔を合わせている父兄の方ばかりのため、登下校の時に警備をしているだけのようにも思います。

後述しますが、台湾の小学校では両親などが子どもの登下校で車やバイクで送り迎えするので、安全確保のためにも警備員が必要なのかもしれません。

台湾では、小学校だけではなく、多くの学校で警備員が常駐しています。


4.放課後のグラウンドは誰でも利用可能

台湾では、放課後から夕方の陽が沈む頃まで、父兄の方以外でも近隣の住民が、小学校に出入りできるようです。

グラウンドでジョギングやウォーキングをしたり、バスケットボールなどの運動をしたりして、市民の憩いの場となっています。

警備員が常駐しているため、子どもたちに危害を加えるような怪しい人は学校へは入ってこないのかもしれません。


5.親が送り迎えをする

台湾の学校では、両親かおじいちゃんやおばあちゃんなどの親族の方が、車やバイクで送り迎えをするのが一般的です。

学校から自宅までの距離が近い場合は、1人で登下校しているような児童もたまに見かけますが、ほとんどの子供は親と一緒に登下校します。

親の出勤時間に合わせて登校して、親の退勤時間に合わせて下校すると言う子が非常に多いようです。

そのため、夕方頃には、ローカル食堂などで親子で簡単な食事をしている光景をよく見かけます。

このような状況を目にするたびに、台湾は外食文化の発達した国であり、その背景に両親が共働き家庭が多い社会だということを実感します。



以上が、日本の小学校ではあまり見かけない、台湾の小学校でよく目にする5つの特徴です。

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