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サヨナラニッポン~若者たちが消えてゆく国|海外就職ドキュメンタリーの感想

「サヨナラニッポン~若者たちが消えてゆく国」という以前日本で放映された海外就職に関するドキュメンタリーを見た感想です。

日本を離れ海外へ向かう若者たちの海外での暮らしを追ったドキュメンタリー番組です。

中国の大連にある日本語対応のコールセンターで働いている日本人の方が数人と中国で起業をして1人奮闘している日本人が出てきます。




サヨナラニッポン~若者たちが消えてゆく国~ 2012... 投稿者 Nrev2


今回出演している方たちの横顔をまとめておきます。

1. 張替禎史さん(37)
  中国・大連のコールセンター勤務 
  月収約10万円
  大学院(博士課程)修了→日本で派遣社員(倉庫業)→大連勤務3年目。
  中国人の彼女とお付き合い

2. 飯田さん(仮名)(38)
  中国・大連のデータ入力の業務で勤務
  月収6万円
  日本で警察官勤務→警備会社勤務→体調を崩してフリーター→大連でデータ入力。
  日本にも中国にも友人はいない。
  会社と自宅の往復。

3. 明田智典さん(37)
  中国・大連でHP制作会社を起業
  月収8万円
  自己主張の強い中国人スタッフと日本の顧客の板挟みで過労となり入院。
  日本からの発注が増えて雇用スタッフは3人から8人に増加。



はじめて、このドキュメンタリー番組を見た時(日本にいた時に)は、海外で就職して生活していくことが非常に困難なことだという印象を受けました。

ところが、時が経ち改めて、海外でじっくりと見てみると、それ程辛い生活をしているようには感じませんでした。

このドキュメンタリーを見た他の方も言っているように、企画制作側の海外での就職に対するネガティブな印象を与えるための演出が半端ないと感じました。

ナレーションのハリのない落ち着き払った低い声、ネガティブな部分を切り張りしたようなカットの数々、若者が海外へ向かうことに対するマイナスイメージ作りの番組タイトルなど、多くの演出で見る人を一方的にある方向へ導いているようにも感じます。

そのことを裏付けるかのように、出演した張替さんが自身のブログで放映後の本音を語っています。
ハリーのブログ

実際、張替さんは(たぶん)日本にいた時よりも良い生活を送っているのだろうと思います。

高層マンションに住んで、食べたいものを食べて、気軽に付き合える日本人の友人にも囲まれて、彼女もいて、かなりのリア充のように映ります。

将来のことは考えなければいけないでしょうが、将来のことを考えなければいけないのは海外にいても日本にいても同じです。

将来的に日本で生活し続けることが安泰ではないことを考えると、海外で生活する(働く)リスクばかりに目を向けている日本(人)の方がかなりリスクが高いと感じます。



2人目の飯田さん(仮名)は、警察官だったにも関わらず、日本で一度脱線してしまって、そのまま社会のアウトサイドを彷徨う人生の果てに、日本を脱出して、一度リセットして出直すという匂いがプンプン漂ってきます。

実際に、現在の日本には飯田さんのような若者は、数え切れないくらいいるでしょう。

日本では、一度会社を退職して脱線してしまい、年齢も30歳を超えていると、再就職しようとしたとしても、ほとんどの会社は色眼鏡でしか人を見なくなります。

そのため、再就職先は期間限定の派遣社員が短期的なアルバイトなどの仕事でしか再就職先が見つからないという八方ふさがりになってしまうケースが非常に多いことでしょう。

その典型的なケースが、このドキュメンタリーに出てくる飯田さんの経歴からにじみ出ています。

中国で人生の再出発あわよくば人生の逆転ができるかもしれないと考える若者が多くいても不思議なことではないでしょう。



そして、最後に出演している明田さんは、あたかも海外で起業するのが非常に難しいということを強調しているように演出されていますが、日本でも海外でも放映されている内容はごく当たり前のことだと思います。

 ・起業当初の収益が赤字
 ・起業当初の長時間労働と過労
 ・雇用スタッフとの人間関係
 ・海外での節約した生活環境

上記のこと海外での起業でなくても日本で起業した場合でも、全て当てはまることだと思います。

むしろ、明田さんが日本の実家に帰省して、家族団らんの場面で、お父さんが言っていることには胸を打たれました。

息子が中国で働くことに反対するどころか、快く送り出している姿や、家族みんなでビールを飲んで中国で働く息子が羨ましいと言い放っています。

そして、人生は一回しかないのだからと笑顔で後押ししている姿が明田さんの中国で働いている現状をよく表していると思います。



そして、日本を降りて海外へ向かう若者は中国だけではなく世界各国へと向かっています。

その多くは、東南アジア諸国へと向かっているのが現状です。

例えば、日本人に最も人気がある国は香港やタイでしょう。





今後もこのような若者を中心とした労働者の流れは加速していくことが考えられるため、そのうち日本は気が付いたら、今後少子化も加速していくことでしょうから、労働者不足になるのではないでしょうか。

そして、現在は日本企業が海外に進出して、海外で日本人が日本企業の基で働いていますが、海外の企業の基で働く日本人が多くなるのではないでしょうか。

例えば、具体的には中国にある中国企業で働く日本人、タイにあるタイ企業で働く日本人などですね。

海外の外資系企業で働く日本人は、蓋を開けてみたら、中国企業の基で日本企業に営業をかけている日本人の姿が頭をよぎります。(多くの日本企業は取引相手が日本人ではないと相手にしないですから)
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テーマ : 海外生活
ジャンル : 海外情報

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Secre

日本人としての生き方


日本の大企業に勤めて、お金を貯めて、子供を育てて、
楽ではないです。自分を殺して、周りに笑顔で、部下の事を考え、
上司のメンツを考え、会社全体を考え。

飲みたくないお酒を飲み、接待し、長い通勤に耐え。

それでも、日本の大企業を勤め上げると、平均2000万円以上の退職金を貰い、
年金を貰い、安定した老後が待っています。

運が良ければ、海外での勤務も経験し、色々な所に出かけることができ、
綺麗なビルで働けます。

でも中小企業なら、海外に飛び出すのも良いですね。
我慢できなくなるかもしれません。

我慢して、日本で暮らすより、良いかも知れません。
私ももうすぐ、毎日、日曜日です。
                                       以上









Re: 日本人としての生き方

コメントありがとうございます。

日本で働く多くの会社員の方の本音だと思います。

それでも、海外移住者から見ると日本のサラリーマンはいろんな面で恵まれているなと感じることが多いです。
その反面、日本での会社員生活は制約された檻の中での生活を余儀なくされている一面もありますね。
今後、将来が保障されない社会が来るとすれば、海外での就(転)職もありかなと感じます。

> 日本の大企業に勤めて、お金を貯めて、子供を育てて、
> 楽ではないです。自分を殺して、周りに笑顔で、部下の事を考え、
> 上司のメンツを考え、会社全体を考え。
>
> 飲みたくないお酒を飲み、接待し、長い通勤に耐え。
>
> それでも、日本の大企業を勤め上げると、平均2000万円以上の退職金を貰い、
> 年金を貰い、安定した老後が待っています。
>
> 運が良ければ、海外での勤務も経験し、色々な所に出かけることができ、
> 綺麗なビルで働けます。
>
> でも中小企業なら、海外に飛び出すのも良いですね。
> 我慢できなくなるかもしれません。
>
> 我慢して、日本で暮らすより、良いかも知れません。
> 私ももうすぐ、毎日、日曜日です。
>                                        以上
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