海外移住と台湾元の過去30年分長期為替レート動向の接点

台湾通貨・台湾元の過去30年分の対日本円の為替レートの話です。

今まで気になっていた台湾元の為替レート最近3年くらいの動向であればどこでも入手可能です。

しかし、台湾元の長期為替レートの情報を検索してもなかなか見つけられなかったので、海外のFX業者のデータを使って加工してみました。



今回、このようなマクロデータを知りたいと思った切っ掛けは、台湾移住する場合には純粋に為替レートの動向に敏感にならざるを得ないという現状があります。

そして、過去からの為替レートの動向を知ることで、長期的な視点から今後台湾元が日本円に対してどのような動きをするのかの方向性を知ることができるかもしれません。

また、そのような台湾元の動向を予測できたとすれば、将来的に日本マーケットを対象にしたビジネスが有効なのか、台湾マーケットを対象にしたビジネスが有効なのかを知る糸口が見つかるかもしれません。

そんな理由で、今まで知りたいと思っていた台湾元の長期的為替レートを調べてみたという訳です。



台湾通貨・台湾元の過去30年分の長期為替レートの動向は次の通りです。
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リーマンショック後、極端に円高に振れた時期には台湾元は最安値では1台湾元=2.5円まで下落しました。

そして、現在は1台湾元=3.3円くらいまで戻してきています。

さらに、過去に遡ると、1985年には1台湾元=6.6円まで上昇した時期がありました。

1985年頃と言えば、日本ではバブル経済真っ盛りの時期と重なります。

バブルに乗っかってインフレ圧力が掛かり、日本通貨が安くなっていたと、振り返ってみれば教科書通りの経済現象であった訳ですね。

結果として、台湾元は最高値の時と比べると、現在は2分の1まで下落してきています。

逆に言えば、日本のバブル時期と比べると日本円は台湾元に比べて通貨価値が再評価されているとも言えるのかもしれません。



このような長期的な動向を確認してみると首尾一貫して台湾元は下落基調にあることが良く分かります。

そして、1990年代前半から概ね1台湾元=4.0円以下で推移していることも分かります。

そう考えると、今後も極端な政変など特異な事象が起きなければ、台湾元が強含み1台湾元=4.0円を突破して円安台湾元高になるような状況は考えにくいでしょう。

もしそうであるのならば、日本と台湾間のビジネスを為替動向という1点だけに焦点を当てて考えると、今後は台湾でモノやサービスを買って日本でモノやサービスを売る商売の方がしやすくなるであろうと予測できます。



それでは、そのようなビジネスはどのようなものか?

例えば、不動産投資を考えてみると、各国での不動産価格そのものが上下せずに一定だとすれば、台湾の不動産を売って日本の不動産を購入しておいた方が確率的には将来性が高いということになります。

あるいは、長期的にみるとまだまだ円高傾向にあるため、このような円高基調が今後10年20年のスパンで継続されれば、日本企業はもとより日本人そのものも海外に出て行かない限り困窮することが予想されます。

高い人件費を使って作られた製品や提供されるサービスをいつまでも購入するとは限らないですからね。

さらに、TPPやFTAのような経済のボーダレス化はその傾向を助長することになるでしょう。

今後最も効率的な生き方は日本で稼いで(日本にモノやサービスを売って)、経済成長が見込まれる国に投資をして(モノやサービスを買う)その国の通貨下落をヘッジする仕組みを利用して所有する資産価値の下落を間接的に防ぐことでしょう。

そこに日本人の海外移住の接点(目的)の一部を見ることができるのです。
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テーマ : 台湾
ジャンル : 海外情報

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